そして、その愚痴。
「高校生に大学を身近に感じてもらう」、「進路に悩める高校生に実際の大学を見せる」、
お題目はすばらしい。でも、講師としてやってみた感想は、受動で聞いても意味ねえよ。
なんだよ進路企画って。進路は自分で探せよ。
そもそも生徒にやる気がない。寝ている。一部の生徒は聞いていたけど、
少しこちらから質問してみただけで拒否する。
そもそも質問を拒否するって、なんで高校通ってるの?
何を大学でやりたいの?
聞いとくだけってなんだよ。
こっちも上の人に言われたから、(上の人も事務にいわれたから)
嫌々きたことは確か。
でもね、プロだから資料作成や準備に半日潰してきたんだよ。
話すときはエンジンかけて話している。
色々お膳立てを整えすぎ。生徒からしたら、もう食べられない、いらない!状態なのかも
しれない。
まあ先生から熱気も感じなかったけど。
業者におんぶに抱っこ感が半端ない。
高校の先生からもあまり情熱を感じない。
本当に良い会にしたいなら、もっとすり合わせしろよ。
なんか適当に話せって感じ。
なんで呼んでんだよ。
高校生がお金になるから、としか思えない。
高校側も生徒(中学生)がほしい。
アピールのためにやってるとしか思えない。
話は聞いてないくせに、写真はとりにくる。
誰も写真撮っていいなんて言ってないけど??
この手の出前講義は業者が絡んでいる。
業者は、高校側の「大学の教員を呼びたい」という希望と、
大学側の「高校生にうちの大学を知ってほしい」という希望を結び付けている。
業者にお金は入るんだろうけど、大学教員にお金は入らない。
(大学には入るのかもしらんが)
大学の授業を高校でやれ、と業者の資料には書いてある。
できるわけないだろ! というのが正直なところ。
立場的には高校>大学という図式が業者にあるのを感じた。
やはりお金になる卵を有しているから?
そもそも上辺だけの話をして、何が得られる?
そもそもプロに頼むなら金を払え!
無料で得られるものは、やはり無料だと思う。
一時期はやったフリーペーパーほどの価値しかない。
同じ会に、自分以外に5名ほどの大学教員が呼ばれていた。
みな、私立大学教員。私立の悲哀ですな。
ある先生は、上の人から、この高校から学生を引っ張りたいから出前講義
行ってきて、といわれたらしい。
こんな挨拶もろくにしない、Fラン大学の付属高校がほしい?(暴言です)
悲しい。
大学もまた多すぎる。
高い志で教育研究をするところじゃないのか、大学は。
準備に使った時間と実際の講義で2日つぶしたのに、成果はゼロ。
これが日本の労働生産性の低さと言わずして、なんという?
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