2015年3月8日日曜日

キャリアプラン

会社にいたとき、(1年だが。。。)キャリアプランなるものを書かされ、上司と面接させられる、というものがあった。
やはり、だれだって、将来どうなるか気になるもの。できるだけ、良い職場で、いい立場で仕事したい。充実したい。

大学教員だって同じ。はやく独立した研究室を持ち、勝手にやりたい、と思うもの。
でも、自分の場合は、研究テーマ的には、すでに完全に独立している。
独立していないのは、運営上の点。予算やら、研究室ゼミやら、スペースやら。
ただしこれらは、権限があるといい場合もあるけど、面倒臭いことでもある。
自分の買いたいものを買うだけの予算ならいいけど、研究室内で違うテーマの教員のもとで研究を進める学生の予算(学会、消耗品等)を考えるなど、何のモチベーションもわかない。その点、今の立場は楽だ。上がやってくれる。

それでも独立したい、と直感で思っている。
でも、なぜなんやという理由を考えてみた。

モチベーションの1つは、今の研究室のギスギスしたしがらみから逃れたいことかも。
ただし、これは完全に隣の芝生は青い、っていうのと同じで、どこかに移れば、人間関係良くなる、という幻想から来ている。とりあえず今は、すべて流す(自分の中で)という作戦で、なんとかなっている。着任1年目は、なんで会社辞めたんやって毎日思ってたけど、流す、という作戦を実行してから、心は安定している。

もう1つの理由は、現在の人員配置の都合上、このままだとおそらく教授が辞めても、次のポストは狙えないという理由。でも、これまた研究よりも”教授”という肩書きが優先されているので、おそらくhappyにはなれない理由。

より良い研究室を作りたい、これは確かにある。もっと生産的で、しなやかな研究室。






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