2015年3月1日日曜日

カナダ留学 (2)

驚いたことは、月並みだけど世界は広いなってことと、個人主義というか他人を気にしなさっぷり。

自分が今住んでいる市には、80ヶ国以上の国籍の人がいるらしい。
所属する研究室は自分以外はカナダ育ちだったけど、学科をみるといろんな人種であふれている。イラン、中国はやはり目立つ。いったい、どこからそんなお金が出てくるんだと思ってしまう。修士からきたChinese学生に聞くと、出身大学のほとんどの学生が院から海外を希望したそう。ひょっとすると邪な理由の学生もいるのかもしれないけど、そのガッツには驚く。
自分が今教えている大学の学生には、あまりそんな姿勢の子はすくない。多くが、嫌がる。文系では多いのかもしれないけど、語学留学か交換留学が多いイメージ。学部、大学院から入るっていのは、かなりエネルギーがいる。

そして、人の目を 気にしないさっぷりには驚いた。
教員ぽい行動とかを求められない。服装も超適当。
日本だと、おまえの服装いつも同じだとか言ってくるひといるけど、こんなのこっちでは考えれないじゃないだろうか。
学生の時にわりと 仲良くしてたけど、その後疎遠な友人。いつも、お前の服装はないわ、とか色々言ってくる。金ないからしゃあないやん、って思ってたけど、知らず知らず影響受けてて、学部上級生になってバイトでお金が入ると無駄にブランドもの買うようになってた。これは日本というか、東アジア的な感覚なんだろうと思う。顔では国籍はわからないけど、服装でだいたい国がわかる。

逆に言えば、自己中、希薄な関係。一緒に帰ろう、なんてのはあまりお目にかからない。
うちのボスは隣の教授と家族ぐるみで仲良くて、一緒の車で帰ったりしているけど、レアケースだと思う。どっちが良いのかは人によるだろうけど、自分にはカナダの適当さ、雑さは心地よかった。でもこれは、家族で来ていたから、1年滞在だったからだろうと思う。一人で、こっちに完全生活拠点を移してしまったひとは、もっと考えるところあるのだろうと思う。

まあ、外にでた経験は良かった。雑な結論。



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