2015年3月1日日曜日

研究留学

約1年カナダのSFUに留学していたのだが、この3月で終了。
留学でも、undergraudateでくるか、graduateでくるか、ポスドクでくるか、それとも自分のような客員の立場で、いろいろ扱いの違いがあるのだと思う。
自分は30超えての客員としての留学。日本では留学と言っていたけど、こちらではvisitting professor として扱われた。名前上は。日本では助教なぞはかない立場だが、一応独立研究者として扱ってくれる。というか、学部生でも院生でも対等に話すので、そう感じたのかもしれない。(日本人にはなかなか感じれない敬語もあるらしい)
実際は学生に混じっての生活。だから、隣のラボの人は、最近まで自分をguraduateの生徒だと思っていたらしい。まあどうでもいいけど。

学生の頃から、ずっと留学をしたかったので、この1年は基本的にすごい良かった。分野的にもこれからやりたいなと思う分野で、ひじょーに基礎的なことをしているボスの元で、自由にやらせてもらえた。論文のコレスポも付けてくれた。

一方で、やはりお客さんはお客さん。英語の下手な扱いがたい相手、という印象も強く受けてしまった。まあ仕方ないけど。
こちらは結構話しかけるのに、ほぼ話しかけてこない学生もわりと。これは自分の性格もあるかもしれないと思い始めると、悲しくなる。まあ深く考えないほうがいい。
あまりバリアを持ってない学生もいるので、そういう人と話すのが良いと思う。

英語、本当の大学(TAやら授業も、はたから見てるだけで全然違うシステム)をしらたければ、やはり大学院から来るべきだった。学生の時に相当悩んだけど、5年という年数にひよって、結局日本滞在を選んでしまった。
学部生から来るのもありかもしれない。でもカナダ人以外の学部生の学費は相当高い。たぶん、international studentsの数倍。これは、他のカナダの大学やアメリカでも同じっぽいから、裕福な家庭じゃないと相当厳しいと思う。

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